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ー水回りリフォームの注意点と失敗しないためのポイントー

水回りリフォームで注意すべき基本事項

水回りリフォームは、キッチン・浴室・トイレ・洗面所といった生活の中心となる場所を改善する工事です。毎日使うため、利便性だけでなく耐久性や安全性も重視する必要があります。しかし、計画や施工での判断ミスが後々の不便や追加費用につながることも少なくありません。ここではまず、基本的な注意点から確認していきましょう。

 

予算オーバーを防ぐ計画作り

水回りの工事は想定以上に費用がかかることが多いです。理由は、施工中に配管や下地の劣化が見つかるなど、追加工事が発生するケースが多いためです。予算は本体工事費だけでなく、予備費を1〜2割程度確保しておくことが望ましいです。

 

レイアウト変更の影響を把握する

シンクや浴槽の位置を大きく動かすと、配管や排水経路の工事が必要になり、費用と工期が増えます。動線改善を目的とする場合でも、施工範囲と予算のバランスを意識しましょう。

続いて、工事を進める際に見落としがちなポイントを解説します。

 

工事中に起こりやすいトラブルとその対策

リフォームは施工中の管理がとても重要です。途中で気づかなかった不具合は、完成後のやり直しが難しい場合があります。

 

現場確認を怠らない

工事が始まったら、週に数回は現場を見に行きましょう。図面通りに作業が進んでいるか、仕上げ材や設備が注文通りかを確認します。特に水栓金具や浴槽のサイズは、事前確認を怠ると後悔しやすい部分です。

 

防水処理の品質チェック

浴室や洗面所、キッチンの水回り部分は防水施工が不十分だと、後に水漏れやカビの原因になります。防水シートやコーキングの施工状態をチェックし、不安があれば工事担当者に確認を依頼しましょう。

次は、完成後に後悔しないための注意点を見ていきます。

 

完成後に後悔しないための工夫

完成した時は満足していても、使い始めてから不便さに気づくことがあります。以下のポイントを押さえておくと、長く快適に使える水回りを実現できます。

 

掃除やメンテナンスのしやすさ

見た目のデザインだけで選ぶと、掃除がしにくくなってしまう場合があります。汚れがつきにくい素材や取り外しが簡単な部品を選びましょう。キッチンならフラットな天板、浴室ならカビが生えにくいパネル素材などがおすすめです。

 

収納スペースの確保

水回りは収納が不足しがちです。設計段階で収納棚や引き出しの配置を考え、日用品が使いやすくしまえるようにしましょう。

以上のように、水回りリフォームは「計画段階の慎重さ」「施工中のチェック」「完成後の使い勝手」の3つが注意点の柱となります。この流れを意識すれば、失敗や後悔のリスクを大幅に減らせます。

2025.08.22